職人はつらい、きつい?作品や技術をアピールしていく必要がある

JobStep編集部
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職人は、熟練した技を持ち、手作業で卓越した物を作り出すことで人々を魅了します。大工など建築に携わる職人、寿司などの食を彩る職人、漆塗り・こけしなどの物作りの職人など、職人は、さまざまな分野で活躍しています。

職人が作る作品は、日本の文化として海外からも注目されています。

世界でも活躍が期待される職人の仕事でつらいと感じる瞬間はどのようなときでしょうか。

 

つらい・きついと思った瞬間

1人での作業になる

職人は1人で仕事をすることが多いです。例えば、家具職人は、材料の切り出しから完成までを1人で受け持つ場合がほとんどで、集中し続けなければなりません。また、一日中誰とも話さず過ごすこともあるので、孤独を感じやすい職業であるといえます。

また、自分1人で作る場合は、手がけている作品は自分が納得するまで完成することはありません。作成するものは、自分の手にゆだねられており、すべて自分の責任になることがつらいと感じることがあります。

技術力だけでは通用しない

職人は繊細な技術だけでなく、芸術性やその作品に求められる背景なども勉強しなければなりません。例えば、和菓子職人には、卓越した技術はもちろん、季節を彩る高い芸術性や、茶道・華道についても知識が求められ、技術だけでは通用しないところがつらいです。

また、職人が作る伝統工芸品は値段が安いとはいえません。見た目が似たような製品が、海外から安く輸入されたり、工場で大量生産されることもあり、価格競争に負けてしまうという現状があります。3Dプリンターなどの技術も向上しているため、価格競争がこれからも厳しい状況になることは間違いありません。

つらさ・きつさの解決方法

職人は、長時間高い集中力を維持し、作業を続けることは大変ですが、作品を思い通りに作り上げることができた喜びは想像以上のものです。

職人は同じ姿勢を作業をおこなうため、腰痛などの対策はとても重要です。適度な運動、接骨院やマッサージなどに通って定期的に体のケアをすることで、作品を作り続けることができます。

輸入品や大量生産品に値段では負けてしまうものの、職人が作った伝統工芸品は、技が結集した独創性の高いものばかりです。日本の大切な財産である職人の技術や作品を、次世代に引き継ぐために、国や自治体を巻き込む必要があります。

伝統工芸を観光客にアピールすることや、海外販路を開拓することも重要になってきます。

働く前と後の印象の違い

先輩職人の元で何年も修行を積めば、卓越した技術が身に着けられると考える人は多いと思います。しかし、本人のやる気と努力が1番重ですし、時代に合わせたセンスも必要です。

職人は作品を作ることだけに集中するだけではなく、これからはたくさんのお客様に作品を購入してもらうための、営業的な思考も必要になります。

職人といえば、先輩の背中を見て自分で育てという風潮があります。しかし、見ているだけでは職人は育たないと考える業界もあるので、職人を仕事として選択するときは、企業の雰囲気や研修制度を確認するのがおすすめです。

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