不動産鑑定士になるには?弁護士や会計士と並ぶ難関資格の取得が必要

JobStep編集部
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不動産鑑定士とは、不動産の価値を立地・地目・地形・延床面積・構造・築年数・保守管理状況などの事実を元に適正に評価するプロフェッショナルのことを指します。弁護士・会計士と並び難易度の高い、「不動産鑑定士」の国家資格を取得しなければ、不動産の鑑定評価はおこなえません。

不動産鑑定士の具体的な仕事は、不動産売買時に物件の価格の評価をおこなったり、不動産への投資の相談に乗ったり、相続税としての不動産の価値評価など多岐に渡ります。不動産鑑定事務所や金融機関に勤めることが多く、独立開業して自分でビジネスを営んでいる人もいます。

厚生労働省の調査によると、平均年収は741.5万円。日本人の平均年収である408万円よりも高く、独立開業した不動産鑑定士の場合は1,000万円を越えることもあります。そんな不動産鑑定士になるための方法について紹介します。

不動産鑑定士のなり方

不動産鑑定士になるには、国家試験である「不動産鑑定士」に合格し、不動産会社や金融会社で勤務することが一般的な方法です。

以下で不動産鑑定士になるステップを紹介していきます。

不動産鑑定士の国家資格を取得する

不動産鑑定士になるためには、国家試験に合格しなければなりません。

不動産鑑定士の国家資格試験は、弁護士や会計士と並んで日本で最も難しいと言われる資格試験のひとつです。2018年度の一次試験の合格率は33%で、二次試験の合格率は14%でした。

受験資格はなく、大学卒業や指定の大学を卒業していなければならないなどの制限もありません。つまり高校生でも受験することが可能です。しかし不動産鑑定士の試験は難易度が高く、合格するためには大学や資格スクールで勉強するのが最も主流な方法です。平成14年度の国土交通省の発表では、早稲田大学・慶應義塾大学・中央大学・同志社大学・立命館大学・明治大学の順で、合格者数が多くなっています。

上記の大学では、経済学や法学、会計学など、不動産鑑定士になるために必須の科目を勉強することができるため、合格者も増えているのでしょう。

大学と並行して、TACやLEC東京リーガルマインドのような資格スクールなどで不動産鑑定士の勉強をする人も非常に多いです。

両学校では、不動産鑑定士の試験に特化した勉強を基礎から学ぶことができます。初めて勉強する人と既に受験したことがある人向けにコースが分けてあり、自分のレベルに合った学習ができます。どちらの学校も資格総合学校になってるため、試験合格するためのノウハウも溜まっているでしょう。学校独自の模擬試験や予想問題も準備されており、資格試験に向けて万全の準備ができます。

試験の形式は短答方式の一次試験と論文形式の二次試験で、一次試験は例年5月に、二次試験は例年7月下旬~8月上旬に実施されます。

資格試験に合格したあとは、1~2年の実務修習を受けることになります。実務修習では、「講義」「基本演習」「実地演習」の3単元を取得することになり「修了考査」に合格した人が晴れて不動産鑑定士として仕事をすることができます。

不動産鑑定士の就職先

不動産鑑定士の主な就職先は、不動産または金融の関連企業になることが多いです。

不動産系であれば、不動産鑑定事務所に就職するか、不動産会社の鑑定部門で勤務するかたちが一般的です。金融系であれば、銀行で不動産鑑定士として勤務することになるでしょう。

不動産鑑定士として活躍するために必要な能力

不動産鑑定士に向いている人は、地道に細かい作業ができ、フットワークの軽い人です。これは、膨大な書類作成や計算をしたり、一方で実際に不動産がある場所に出向いてフィールドワーク調査をおこなったりする仕事の特性があるためです。

また、不動産の鑑定では間違いは許されません。そのため、より細かく正確に物事に取り組むことができる人が向いています。物事を論理的に考えられる能力が、不動産鑑定士として活躍するために重要といえるでしょう。

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