農家になるには?肉体労働が中心となるので体力が必要

JobStep編集部
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農林水産省の発表データによると、2000年の農家人口は389万人でしたが、2017年には181万人にまで減少しています。

これは農業就業者の高齢化により、農家を引退する人が増えているためだと言われています。結果、多くの農家では後継者不足に悩み、人手不足が深刻な問題となっています。

とはいえ一方で、長時間労働・社会での人間関係に疲れたミドル世代が田舎暮しに憧れを持ち、農業を始めるケースも増えてきました。

同調査によると、独自に土地や資材を調達し、新たに農業経営を開始した新規参入者は、2008年で860人、それが2017年には2,710人となっています。

食物自給率が低い日本にとって、農家は国を守る大切な仕事でもあります。

農家の魅力を踏まえながら、農業経営を開始する方法を紹介していきます。

農家になるには

まず農家を目指すのであれば、法人等で従業員を募集している農家にお世話になり、作業方法などを作るのがおすすめです。

農業開業をするためには、土地を買いトラクターなどを揃えなくてはいけません。準備金だけで、およそ1,000万円近くかかるといわれています。そのため、知識がないまま開業するのはリスクが高いでしょう。

従業員として働く雇用就農者として仕事をする中で、知識・スキルが備わったら、開業を目指してみることをおすすめします。

農家になるのに、学歴や資格は必要?

農家になるために必要な資格はありません。学歴も一切問われない仕事といえます。

農作物を作る技術力を持ち合わせていれば、誰でも農家として働くことができます。

しかし農業はそう簡単ではなく、土の性質から天候、肥料の掛け合わせ、農作物の特性など多岐に渡る知識が必要とされます。

そのため最近では、農業を基礎知識からきちんと習得するために、農業系の専攻科がある高校や専門学校、農業大学校などに進学をしてから、農家を目指す人が多くなってきました。

雇用就農者になるには?

雇用就農者になるには、農業法人に就職しなくてはいけません。

農業法人に就職する場合、一般的なサラリーマンと同じように、給与をもらいながら働いていきます。

自分の裁量はあまりなく、指示を受けた仕事をこなしていくような形になるでしょう。しかし身体を動かして、作物の育て方を学んでいくことで、開業するために必須になるスキル・知識を間近で勉強することができます。

また上記で触れたように、どこの農家も最近は人手不足に悩まされています。そのため就職するのは比較的容易なことになるでしょう。

農家の求人は、ハローワークや転職エージェントなどで紹介してもらえます。

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個人事業主として、農業開業するには?

個人事業主として、農業開業をしたい場合、資金・農地・トラクターなどの機材・作物を育てるノウハウの4つが必要になります。

あらかじめ地域の人とコミュニケーションを取っておくことによって、農地が借りやすくなったり、機材を安くしてもらえたりすることもあります。

そして準備をし始めた段階で、農業を始めたい市町村に対し計画書を提出しなくてはいけません。計画書は農林水産省のホームページよりダウンロードすることができます。

市町村に認定してもらうことができると、認定新規就農者となり、さまざまな補助金制度などを受けることができるようになります。ただし、この認定新規就農者の対象になるのは、原則18歳以上45歳未満、就農開始から5年以内の場合のみとなっています。

認定新規就農者になれた瞬間、独立できたといって過言ではないでしょう。その後は作物を育て、これまでのコネクションなどを活かし販売ルートを確立させていくことになります。

ただし、補助金を受け取れても農業開業にはおよそ1,000万円程度の準備金が必要になり、作物が売れ始めるのは畑を作ってからおよそ2〜3年後。それまでは収入がない状態となります。

それを踏まえた上で、農業開業をするようにしましょう。

農家に必要な資格

農家に必須の資格は特にありません。しかし農家としてやっていくのに役立つ資格はいくつかあります。

農機具運転のための免許

農家はトラクターやコンバインなどの農機具を運転しなくてはなりません。

そのため、普通自動車運転免許・大型特殊自動車運転免許(農耕車限定)・けん引免許(農耕車限定)を取っておくことが望ましいです。

農業関連の資格

農家は農薬を扱うことが多いので、毒物劇物取扱責任者(農業用品目または一般)資格が必要です。

畜産農家では家畜商という免許が必須です。花き農家であればフラワー装飾という技能検定資格を取得することができます。

農家で活躍するために必要な能力

農家で活躍するためには、自然や野菜などの農産物を愛していることが絶対条件となります。

土や泥にまみれて、汗をかいて美味しい野菜などを喜んで作る気持ちを持っていなくてはいけません。

また、世の中の人に食べ物の大切さや美味しさを教えていけるような生き方ができることを求められます。

そして、農家の仕事は大変地味で地道な積み重ねでできる仕事なので、辛抱強さや忍耐力も大切になります。

もちろん、肉体を駆使した労働がほとんどですので、日頃から健康管理ができていて、体力維持もできていなくては務まらない仕事です。

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