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ビジネスの場における「幸いです」の意味・使い方・注意点

JOBSTEP 編集部
公開, 更新 , ビジネス用語

ビジネスの場において、「幸いです」という言葉はよく使われる表現です。相手に対して何か依頼をする際に、文章の最後に使うという人も多いのではないでしょうか。

十分丁寧に聞こえる言葉ですが、実は目上の人に使うにはもっと丁寧な表現があります。

そこで今回は、ビジネスの場における「幸いです」の言葉の意味・使い方・注意点を紹介します。

「幸いです」の意味

「幸いです」とは、「嬉しく思います」もしくは「幸せなことです」という意味になります。

そのため、メールや会話で用いる場合、「自分にとって嬉しい・幸せなことだ」といった気持ちを表現するために使用します。

つまり、相手が好意的にとらえてくれると嬉しいといったような相手主体の意味になります。

「幸いです」の類義語

「幸いです」の言い換えとしては、「幸甚です・幸甚に存じます」が挙げられます。他にも、「助かります・ありがたいです・ありがたく存じます」などもあります。

「幸甚です」という表現は「幸いです」よりもさらに丁寧な表現で、「この上なく嬉しい・この上なく幸せです」という意味です。

「幸いです」の使い方

クッション言葉として使われる

一般的に相手に何かお願いしたい場合には、「○○してください」という表現を用いることが多くあります。

しかし、このような直接的な表現をすると相手に失礼にあたることもあるため、柔らかい印象をもたせるためにクッション言葉として「幸いです」という表現を使用します。

  • こちらの資料を明日までに確認していただけると幸いです。
  • 〇〇についてご相談したいので、1時間ほどお時間いただけますと幸いです。
  • ぜひとも、明日のイベントにご参加いただければ幸いです。
  • アンケートにご協力いただけましたら幸いです。

相手に便宜を図るときに使う

相手に贈り物をする場合や何らかの便宜を図る場合に使用します。

自分が贈り物をしたことに対して、「相手方が喜んでくれたら嬉しい」と自身が期待の気持ちを表す表現となります。

自身が期待の気持ちを持つ意味は、自分が嬉しいということよりも、あくまでも相手方が素直に喜んでくれることを期待する表現となります。

  • 〇〇についてまとめた資料をお送りいたしました。お役に立てたら幸いです。
  • 心ばかりの品ではございますが、お気に召していただければ幸いです。
  • ささやかながらお祝いの品をお持ちしました。お受け取りいただけますと幸いです。

「幸いです」の注意点

目上の人に使うときは注意が必要

「幸いです」という表現は目上の人に対して使うには適さないと考える人もいます。そのため、目上の人に対して敬意を表したいときは、「幸いに存じます」を用いましょう。「存じます」は「思います」の謙譲語です。

お世話になっている上司や取引先などに最大限の敬意を表したいときは、「幸甚に存じます」といった表現を用いるとさらに丁寧になります。

確実に用件を依頼したい場合は使わない

「幸いです」は相手の方に何かを依頼するときに使う表現です。注意しなければならない点は、「○○してくれたら助かる」といったような軽い表現とも受け取れることです。

場合によっては確実に用件を依頼したいときがあります。何か強くお願いしたい際には、「お願い申し上げます」といった表現を使うようにしましょう。

多用しないこと

「幸いです」は形式的な表現であり、ビジネスにおいて文章で使うことはとても便利な表現になります。

しかし同じ文章の中で何度も使用すると、相手からの印象が悪くなりかねません。多用しすぎないように、注意しましょう。

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