円満退社するために、やるべき大切なポイントとは?スムーズに仕事を辞める方法

JobStep編集部
公開, 更新 , 職場の悩み・人間関係

エン・ジャパン株式会社が2017年におこなった調査によると、退職時に苦労やトラブルがあった人は81%となっています。上司・会社からの引き止めや、退職時期のすり合わせ、担当業務の引き継ぎなどで、問題を抱えてしまう人が多いようです。

退職をするのは、意外と大変なものです。スムーズに辞められることのほうが少ないくらいになっています。退職時に揉めてしまうと、なかなか辞めることができなかったり、最後に人間関係がギクシャクしてしまったりと、いろいろと面倒くさいです。

退職後も協力し合える人脈を維持するためにも、笑顔で送り出してもらいたいもの。そこで円満退社するときのポイントを紹介していきます。

円満退社するために、やるべき大切なポイント

円満退社するために最も重要なのが、退職したい旨を切り出すタイミングです。直属の上司に相談することになるため、話しづらいということもあるでしょう。しかしまず退職の意思を伝えなくては何も始まりません。

以下の手順をチェックして、社会人としてのマナーを守って円満退職が出来るように努めましょう。

1.相談するのは直属の上司へ

会社に不満があったり、仕事で悩んで退職を考えたりする場合、まず相談するのは同僚ではありません。円満退職を願うならば、まず直属の上司に話をするべきでしょう。

もちろんお酒の席で、同僚に会社の愚痴を言ったりする程度ならば良いですが、真剣に退職を考えているならばどこから話がもれるかわかりません。退職の相談は、直属の上司にするのがマナーです。

2.意思が固まってから相談をする

退職の相談をするのは、自分の中で退職をする意思が固まってからにしましょう。意思が固まっていない場合に相談をすると、引き止めにあったときに心が揺らぎます。

また残ることにした場合でも、その後の昇進に影響を及ぼす可能性は0ではありません。曖昧な気持ちのまま、退職する相談をするのは、かなりリスクの高いことだと言うことを知っておきましょう。

3.繁忙期は避ける

退職タイミングは12月と3月がベター。これは区切り目に合わせて仕事の引継ぎができること、次の会社でも同じように退職者がでるため、採用の枠が増えることが理由です。

退職の相談をするのは、通常2ヶ月~3ヶ月前がよいとされていますが、繁忙期に退職の意思を伝えても、忙しさを理由に流されてしまう可能性があります。

相談をする時期は、繁忙期や大きな仕事の引き継ぎをした直後は控えるようにしましょう。

4.退職理由は個人都合にする

本当の退職理由がたとえ会社にあっても、引き抜きであっても、上司に告げる退職理由は個人都合にするのがベストです。

会社への不満だった場合、改善を条件に残留を勧められる可能性もあります。そして何より、今まで世話になった上司の気分を害することも考えられますので、あくまでも家の事情など個人都合にすることが円満退職の秘訣です。

5.転職先は伝えない

退職の相談をしたときに訊かれるのが「次の転職先は決まっているのか?」といった問いかけ。転職先は決して伝えなくてはいけないことではありません。

そのため言いにくいのであれば、無理に言う必要はないでしょう。一般的には、「まだ決まっていない」ということのほうが多いです。とくにライバル会社への転職が決まっていた場合「次は○○商事に行くことが決まっています。」と伝えるのは決して良い判断とは言えないでしょう。

もちろん、ライバル会社に転職するのが問題というわけではありませんが、はぐらかしたほうが円満に退職することができます。

会社を辞める旨を伝えるときの注意点

会社を辞めること自体は退職届を提出すれば辞めることができますが、これは社会人としてマナー違反。円満退職を目指すならば、伝え方がとても大切。相手を不快にさせない上手な退職の言い方を伝授いたします。

1.丁寧な前置きを心掛ける

退職を言われる会社側は、ダメージ0ということはありません。多少なりとも、ショックは受けるでしょう。

そのため、言い方ひとつでスムーズに話が進まないこともあります。できるだけ丁寧な言い方をして、誤解されないようにすることが大切です。

「今後について相談したいことがあるのですが」「大変お世話になったのですが」といった丁寧な前置きを心がけましょう。

2.退職を断言した言い方はしない

退職を願いでる相手は直属の上司です。「絶対に辞める」強い意志は必要ですが、退職を断言する言い方は良くありません。

社会人のマナーとして「退職を考えている」「退職をさせてほしい」と許可を得るような言い方がベストです。できれば退職願を出して受理して貰いたいところ。

退職届は退職願が無理そうな状況下で提出するようにしたいものです。もしも不満に思うことがあっても、冷静に落ち着いて話すようにしましょう。

3.退職日は希望日を言う

退職日を「○月○日に退職します」と言う、一方的な言い方は避けましょう。今の自分の仕事の引継ぎはもちろん、次の案件を任せる予定であったかもしれません。自分の都合だけではなく会社にも都合があります。

もし家族の体調など緊急を要する場合でも、数日休みをもらって1日は出社するなど何か代案を出し、双方の合意の上で決めた方が無難です。

上司と退職について話が進み、あと日付だけとなれば「○月いっぱいで退職したいのですが、いかがでしょう?」といった希望を提示する言い方が好ましいでしょう。社会保険が切れないよう配慮し、月末頃とするケースが多いようです。

4.引き継ぎの気遣いを忘れない

会社は社員の力を信じて仕事を任せてくれています。退職を決めたとしても今の仕事を放りだすのは論外です。現在自分が抱えている案件、社外の人への引き継ぎの挨拶など、気遣いを忘れてはいけません。

退職を願い出る時も最初から「引き継ぎのことですが……」と切り出すのは一方的な言い方に思われます。ある程度、退職の相談が進んでから、引き継ぎについて話すようにしましょう。

仕事をスムーズに辞めるときに使うべき、退職理由

仕事を辞める方法がわかっても、人間関係などを気にしてしまって、円満に仕事を辞めることは難しいもの。

基本的には本当のことしか言ってはいけませんが、嘘の理由で辞めることも可能です。しかし、答え方には注意しましょう。そんなときに使うべき、退職理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

体調不良を訴える

現代の日本では、ストレスを避けて通ることはできません。ストレスは精神面だけではなく肉体的にも影響を及ぼしてきます。そのため、体調不良も立派な退職の理由になります。

医師の診断書がある場合は、用意しておくことが無難です。本当に体調不良なら問題ありませんが、嘘をつくときは入念にしましょう。

例えば同僚に協力してもらって職場の中でも具合が悪いことをあらかじめ噂にしておくのです。伝える時も気持ちを込めて話さないと、ただの甘えだと捉えられてしまう可能性があります。具体的な理由を詳しく話せれば嘘だとばれることはないでしょう。

また、体調不良が退職の理由であると転職する場合に不利になってしまうことがあります。体調が回復し、業務に問題なく就けることをアピールしましょう。

看病を理由にする

無難なのは家族を理由にすることです。例えば看病をしないといけなくなったと言えば、納得してもらえますよね。

それなら仕方ないとなりますし、嘘っぽいと思われても会社側は真実か確かめようがありません。

嘘はあまりつきたくないと思うかもしれませんが、穏便に済ませるためには嘘も必要です。

夢を語る

自分のやりたい仕事が見つかったと言うのも良いです。「自分でお店を経営したいと思っている」「親の家業を継ぐために、実家に戻ります」などと話すとスムーズでしょう。

もし本当にやりたいことが見つかり、チャレンジしたいのならすぐ行動に移すことが大事です。部下が自分の夢に向かい、ステップアップしていくのは意外と嬉しいものなので会社側も応援してくれるでしょう。

今まで社会人としてのスキルを育ててくれた感謝を込めて、お礼を伝えてから辞めましょう。

結婚・妊娠を理由にする

結婚・妊娠を理由にすると、スムーズに辞めることができます。現に寿退社という言葉があるくらいなので珍しいことではありません。会社の人も祝福して送り出してくれるでしょう。

妊娠だと、産休を取ってまた帰ってきてと言われるかもしれないので注意です。予定はないけれど、辞めたいという人は少々心苦しくはなりますが嘘をついてみても良いかもしれませんね。

退職が上手くいかないのであれば、キャリアアドバイザーを使おう

もし転職先をまだ決めておらず、退職も上手くいかないのであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーをうまく使いましょう。

キャリアアドバイザーは、おすすめの転職先を教えてくれるのはもちろん、退職するまでのサポートもおこなってくれます。退職方法からうまくいかなくなったとき会社と交渉もしてくれるので安心でしょう。

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