銀行員をやめたい・転職したい。ノルマや接待でストレスが多い

JobStep編集部
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銀行員は、その社会的信用性や安定性で就職市場では人気度が高い職業の1つです。

東京商工リサーチのアンケート調査によれば、平成27年3月期の国内銀行の銀行員の平均年収は616万円です。また平均年収ランキングのトップは三井住友銀行で879万円で、平均よりも200万円以上高くなっています。

このように上を目指すほど収入も上がるのでまだまだ根強い人気がありますが、金融業務のデジタル化や仮想通貨の到来などにより、銀行員としての将来性に不安を感じて転職を考える人が増加しているのも現状です。

また、エリートな職業のイメージが強い銀行員ですが、実はノルマや資格試験の勉強が大変、人間関係に疲れるなど、つらく感じる人も多い仕事です。接待もあり、忙しいので疲弊してしまうという声も聞かれます。

今回はそんな銀行員からの転職について、いくつか情報を紹介していきます。

銀行員をやめたい・転職したいと思ったきっかけ

銀行員はノルマがあったり、転勤があったり、きついことも多いのが現状です。銀行員をやめたいと思う理由を詳しくみてみましょう。

ノルマがきつい

銀行の営業担当になればもちろんノルマがあります。しかし、実は営業担当でなくてもノルマがあるのです。年2回、夏と冬に出るボーナスのときに新規顧客と預金の獲得がノルマとして課されます。

預金を獲得するために身内に声をかけたり、新規顧客を獲得するために友達に声をかけたりなど、なんとかノルマを達成しようとボーナス時期は大変な思いをしている人が多いです。

また、銀行員はカレンダー通り土日は休みだと思っている人が多いですが、ノルマを達成していない人は休みの日でもノルマ達成のために動かなくてはなりません。

また、このノルマ達成は出世競争にも大きく影響してきます。銀行員は出世競争が激しく、結果にシビアな世界です。減点方式で評価されるため、過酷な出世レースのプレッシャーからやめたいと感じる人は多いでしょう。

資格試験の勉強が大変

多くの銀行員が資格の勉強のために時間を費やしています。資格は上司からの評価に直結することなので、前述した出世競争にも大きく関わってきます。

取得難易度の高い資格が多いため、勉強に取られる時間も長くなってしまうのがつらいところです。

必要な資格や有用な資格が多いうえに、更新のために勉強をしなくてはならない資格もあります。また、試験に合格の時は費用が会社負担、不合格の時は自己負担となることがあるようです。

多くの知識を身につけて幅広い業務をこなすには必要な資格勉強ですが、個人にかかる負担は大きいでしょう。

お金が合わないと帰ることができない

銀行の窓口は15時には閉まります。そのため銀行員は早く帰れていいなと思っている人がたくさんいます。

しかし、銀行員は窓口がしまってからお金を数えています。1日の銀行内の収支と現金が合わなければ帰ることができません。たった1円でもです。どのような理由があっても帰ることができないので、このような時にやめたいと思う人が多いのでしょう。

このように銀行はお金を扱っているので責任がとても重く、耐えられずやめてしまう人もいます。

転勤が多い

銀行員は転勤が多く、約3年ほどで転勤になります。

地方銀行の場合は転勤があっても県内だったり隣の県だったりするので、そこまで大変ではないかもしれません。

しかし、全国に支店をもつような大きな銀行の場合は転勤の可能性は全国です。海外に店舗がある場合は海外赴任もあります。

家族ができると特に大変で、子供を転勤に連れて行くのはかわいそうだからと単身赴任を選ぶ人も多いです。しかし、単身赴任はとても寂しく、家族と一緒に暮らしたいという思いが強まります。

飲み会や接待がつらい

銀行員は転勤が多いため、どこでもだいたい月に1度は歓送迎会という名の飲み会があります。この飲み会では若手社員が動いてお店の予約や上司のお酌などもおこなわなければなりません。

また、銀行員は接待が多いので、せっかくのお休みなのに接待でゴルフといったことがよくあります。純粋にゴルフを楽しむことができるならいいかもしれませんが、接待なのでそういうわけにもいきません。

しかもゴルフは朝早いことがほとんどです。ゴルフ後には飲み会も待っていますし、1日中気を使わなければならないのです。接待や飲み会の多さは銀行員ならではでしょう。仕事の結果に直結することもあるため、休日でも心が休まらないのがつらいところです。

人間関係がきつい

よく銀行で働いている人は性格が悪いといわれることがありますが、実際お金を扱う殺伐とした雰囲気の職場では多少口調がきつくなることも多いです。

また、ノルマや出世が厳しいので、1つのミスが許されないこともあり、他人に構っていられないというような態度をとる人が多いです。ミスが多い人への文句を裏でいったりすることもあるため、人間関係に悩む人も少なくありません。

また上下関係が厳しく上司のいうことは絶対なので、上司に無茶をいわれることもあるようです。

将来性に不安を感じる

現在、金融業界に大きな変革が起こっています。金融とテクノロジーを合わせた、フィンテックという言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

データ分析や規則的な作業に強いAIの到来により、銀行員の業務もどんどんAIに代替されていくという意見が多く聞かれます。

そんな世の中の移り変わりを感じることで、銀行員としての将来性に不安を感じ転職を考える人は実は多いのです。

銀行員におすすめの転職先

一般企業の経理・財務部門

銀行員は金融関連の知識に強いので、経理・財務部門でその知識を存分に活かすことができます。実際に元銀行員というキャリアを持つ人も多く、即戦力としてのアピールが可能になります。

お金に関わる分野なので正確さが求められることは変わりませんが、銀行員よりもノルマや責任が重くなく転勤も少ないので、ライフワークバランスがとりやすいでしょう。

フィンテック領域のITベンチャー

ITの発展で日常生活においてさまざまな決済サービスが使えるようになりました。ITは発達が顕著である市場であるため、このような企業では金融関連の知識を持つ人はとても重宝される存在になります。

今まで関わってこなかったITという詳しくない業界でも、金融という自分の強みを活かせるので転職に失敗するリスクが小さく、おすすめの職業です。

さらに、IT領域未経験者の求人は結構多いので転職活動がおこないやすいのも特徴です。

銀行員はさまざまな企業で重宝される

銀行員というのは金融に携わってきているのでほかの業種や業界からも社会的信用が厚く、転職では有利に働くことが多いといわれています。

銀行員はある意味特殊な仕事ですが、さまざまな領域での転職が可能なのです。

銀行員をやめる・転職する前に考えておくこと

銀行員としての将来性やノルマ追求の精神的ストレスなど、銀行員として働くことに限界を感じる人は多いですが、やはりまだ待遇面などはほかの業種より安定しています。

そのため転職するにあたって、転職直後は給与が減ってしまうことも考慮にいれる必要があります。

また転職の目的を明らかにし、それを叶えられるような転職をおこなうことで、転職後により良い生活を送ることができるはずです。

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