医療事務員をやめたい・転職したい。人間関係や責任がストレスに

JobStep編集部
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医療事務員は、医療機関の受付で働く職員のこと。具体的には薬の点数計算など、医療機関でさまざまな事務作業をするのが仕事です。

そんな医療事務員ですが、事務仕事のため将来を不安に思う人がたくさんいます。また、医療事務員は女性が多い職場がほとんどです。女性特有の人間関係をうまく築くことができずストレスが溜まってしまう人もいるでしょう。そして、転職を希望する人も少なくありません。

今回は、医療事務員をやめたいと思った瞬間・対処法・おすすめの転職先についてみていきます。

医療事務をやめたい・転職したいと思う瞬間5つ

医療事務は、就業形態がさまざまで働きやすいと書いてあることが多いです。しかし、残業が多かったり、女性ばかりの人間関係に苦労したりする人が多いようです。

医療事務をやめたいという理由を詳しく見ていきましょう。

人間関係がうまくいかない

医療事務の求人には、女性が活躍する職場、子育て中のママでも働きやすい環境と書いてあることが多いです。しかし実際には女性ばかりだからこそ肩身の狭い思いをすることもあります。

またこれはどの職業でも共通ですが、お局がいる場合があります。お局に少しでも意見しようものなら無視され、居心地の悪い雰囲気になってしまい退職ということもあるのです。

さらに、医療事務の職場では主婦パートがたくさんいます。多くの職場では正社員とパート社員が一緒になって働いています。当然正社員の方が給料が高くボーナスもありますが、パート社員はボーナスがありません。そのため仕事があまりできないとパートのお局にねちねち攻撃されることも。

このように、人間関係がうまくいかずにやめてしまうケースは少なくありません。

看護師とうまくやっていけない

医療事務の職場は看護師たちとうまく連携していかなければなりません。しかし、もちろん全員ではありませんが、性格がきつい看護師は多いです。

看護師は命を扱う仕事をしているので、仕事中ピリピリしている人が多いです。そんなときに医療事務員がミスをするとものすごく怒られます。

看護師たちと折り合いがつかず、医療事務員をやめた人も多いです。

責任感に耐え切れなくなる

医療事務は、医療に関わる事務や経理をおこなっていきます。そのためミスをしてしまうと大事になってしまいます。

とくにレセプト入力は責任感を伴う作業です。患者たちの医療負担を決めるとても大切な作業ですが、もしうっかりミスしてしまったら窓口での医療費負担が大きく変わってしまいます。

お金は謝罪して返却や足りなかった部分は徴収することができますが、たった1度のミスでも、周りからの信頼が下がってしまいます。

また、処方箋入力をミスしてしまうとかなり大ごとに。薬の種類や1回に飲む量・回数などミスが許されないものばかりです。

処方箋入力をミスしたことにより患者が誤って薬を飲んでしまう可能性もあり、その場合は謝罪してすむ問題ではなくなってしまいます。

お金や健康に関わることなので、大きなミスを恐れ、責任感の大きさに耐え切れなくなりやめてしまう人もいます。

給料が安い

医療事務の仕事は資格があれば働きやすいですが、実は資格がなくても働くことができます。パソコンを使える人ならOKという形で採用している病院もあるようです。

学歴はあまり問わず、どちらかというと経験を重視している環境なので、医療事務は正社員であっても初めのうちは給料が安いです。

年収は250万円~300万円となっています。正社員の給料でみると少ないでしょう。地域によっては250万円いかないなんてところもあります。

責任感を伴う仕事であるにもかかわらず、給料が安いとなると割に合わずやめてしまうのです。

時間外労働が多い

医療事務は、患者と関わる機会の多い仕事なので接客の研修などもあります。しかし、業務の間に研修をする時間はないので、時間外労働となります。

また、大きい病院に勤務している人だと委員会などにも参加しなければいけないため、残業が増えてしまい定時に帰れません。

さらにどこも人が足りていないため、2人でやればすぐ終わる仕事を1人でやっているような職場もあります。人員不足のせいで残業が増えていることも多いのが現状です。

医療事務をやめたくなったときの対処法

医療事務の仕事がきついと感じている人は、まずは今の状況を変える行動を起こしてみましょう。

せっかく勉強して資格を得たうえに、長く続けることで昇給が見込める職種なので、簡単に辞めてしまうのはもったいないです。

以下の方法を参考に、少しでも今の環境を改善してみてください。

資格をとる

スキルアップを狙って、資格を取りましょう。診療報酬請求事務能力認定試験は、全国的にも評価の高い医療関連の資格で、医療事務資格の最高峰ともいわれています。

やはりなにも資格を持っていない人よりは、周りから見ても実力が明白になり信頼度も上がります。お局や看護師からも一目置かれるようになれば、今までつらかった人間関係に変化が現れることもあるでしょう。さらに昇給につながる可能性も出てきます。

また、知識をしっかりと身につけていたほうが自信をもって作業ができるのでミスも減り、責任感からくる精神的ストレスも軽減されるでしょう。

結婚や出産で退職した人が再就職するときにも、資格を持っていることでかなり有利になります。仕事の合間を縫って、勉強してみてください。

職場を変える

人間関係に悩んでいる人は、医療事務の仕事自体ではなく職場を変えてみるのもよいでしょう。

今までの経験をすべて無駄にしてしまうのはもったいありません。職場を変えても基本的な業務は同じなので、まずはほかの勤務地を探してみてください。

医療事務員におすすめの転職先

医療事務員におすすめの転職先は、会社経理です。

医療事務員で培った医療に関する知識を活かすことはできませんが、会社のお金の流れを把握する作業は薬の点数をつけるのと似た作業となります。

ほかの業種であっても、医療事務員として働いていた経験を活かすことができるのが会社経理をおすすめする理由です。

日常会計業務の経理事務は未経験者でも求人がかけられますが、実務経験が非常に重視されます。医療事務員として経理に携わっており多くの経験がある場合は、最初から良い給料をもらえる可能性が高いです。

医療事務員をやめる・転職する前に考えておくこと

医療事務員から転職する前に考えておきたいことは、医療の現場から離れてしまえば戻ることが難しくなるということです。

薬の点数計算などは法律によってどんどん変わるので、もし戻ったとしても仕事に慣れるまでにかなりの時間がかかってしましまいます。

そして、医療の現場と普通の会社とでは組織構造・組織文化などがまったく異なります。その点をきちんと踏まえたうえで転職活動をすることが大切です。

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