自動販売機に関わる5つの仕事。町中の便利を支える

JobStep編集部
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日本自動販売機工業会の調査によると、2018年時点での自動販売機の普及台数約240万台となっています。またJR東日本ビジネスウォータービジネスは、サブスクリプション(継続課金型ビジネス)に参入し、月額980円で自社の自動販売機の商品を1日1本受け取れるサービスの開始を発表しました。また災害時には自動販売機の飲料を無料で配布できるような仕組みなども整っており、飲料販売以外にも幅広い使い方がされています。そのため自動販売機はますます需要が高まっています。

コンビニやスーパーがあってもなお自動販売機が無くならない理由は、やはりその手軽さや便利さにあるでしょう。自動販売機に関わる仕事は、よく見かける飲料補充だけではありません。他にもたくさんの仕事に支えられて自動販売機は稼働しています。

自動販売機オーナー

自動販売機オーナーとは、個人で自動販売機をレンタルもしくは購入し売上代金を得る仕事です。多くの人は本業ではなく、副収入を得るためにおこなっています。

自動販売機オーナーとして仕事を始めるために、特別な資格は必要ありません。売上が見込めるような場所に土地を所有していることが条件です。

オーナーとしての運営方法には2つあります。1つめの方法はフルオーダータイプです。ベンダー企業に土地を貸して自動販売機を設置すれば、商品の仕入れや補充をすべて企業がおこなってくれる仕組みになっています。自分の時間や手間をかけることなく売上金額の2割相当の収入を得ることができ、月あたりの電気代約5,000円を差し引いた金額が手取りの収入となります。

2つめの方法は、商品の仕入れ・補充・自動販売機周りの清掃も自らおこなうセミオペレーションタイプです。商品の選定を見誤ったり、賞味期限が切れてロスが生まれたりすれば、それもすべて自己負担となります。しかし自動販売機1台で、マーケティングや運営について実践的に学ぶことができます。売上金額から商品の仕入れ代と電気代を差し引いた全額が収入となります。

平均月収としては、前者で数千円から1万円、後者で2~5万円ほどです。

あくまでも本業とは別の副収入を得たい人や、定年退職後の時間を有効活用したい人に向いています。

自動販売機オペレーター

自動販売機オペレーターは、サントリーやキリンなどの飲料メーカーから委託を受け、各メーカーの自動販売機の設置・管理・メンテナンスをおこないます。飲料が売れそうな土地を探すことから仕事が始まり、その土地の所有者に営業をかけ、自動販売機を設置してもらいます。

設置すれば終わりではなく、週に1~2回の頻度で定期訪問をおこない、商品の売上状況を把握する必要があります。売れた商品を補充するだけでなく、自動販売機を設置した場所でのニーズをいち早く把握し、商品ラインナップの充実に繋げます。

所属するベンダー企業にもよりますが、自分の担当する自動販売機の売り上げた金額が多ければ、固定給に加算して歩合給がつく場合もあります。営業やマーケティングに興味がある人にとって、とてもやりがいのある仕事です。

商品に関する管理だけでなく、周辺の衛生面を維持するための清掃活動をしたり、売上金額の集金をおこなうことも欠かせません。

平均月収は大手企業で30万円前後、中小企業では20万円前半となっています。学歴不問で就職の間口は広いと言えますが、定期訪問や商品の補充がついてまわる職業なので体力に自信があることが望ましいです。

飲料の製造スタッフ

飲料の製造スタッフとは、自動販売機やスーパーマーケットで販売されるペットボトル飲料の製造や運搬をおこなう職業です。

仕事内容は主に、ペットボトル容器の製造・ペットボトルへの充填作業・ラベルの印刷や貼り付け・完成商品の検品や箱詰め・倉庫への搬入作業などです。

飲料の製造スタッフとして仕事をするためには、株式会社アルファや株式会社ライフドリンクカンパニーなどの飲料製造メーカーに就職する必要があります。これらの企業に就職した場合の平均月収は25万~30万円程度です。多くの企業が学歴不問で、必ず取得しなれければならない資格もありません。

単純作業のため一度慣れてしまえば続けやすい点がメリットとなっています。飲料製造業界は歴史が長く、安定した企業も多いため、充実した福利厚生や働きやすい環境で長く勤務したい人に向いている仕事です。

自動販売機の制作スタッフ

自動販売機の制作スタッフとは、飲料を販売する自動販売機を工場で製造することが仕事です。パーツの製造・組み立て・塗装など自動販売機の製造を最初からおこないます。

製造メーカーの多くは作業過程ごとに求人を出しているため、それぞれの工程に関わる資格を持っていると有利です。また検査工程では重機の扱いがなく、手のひらサイズの小さな電子部品を扱う軽作業が多いため女性の就業率が高いです。

主な就職先には、株式会社富士電機や株式会社日本ケイテムなどの自動販売機製造メーカーのほか、ソニーやパナソニックなどの大企業の下請け工場があります。多くの求人の雇用形態が派遣社員であり、平均時給は900~1,100円ほどです。

パッケージデザイナー

パッケージデザイナーはクライアントである飲料メーカーと合同で、飲料パッケージのデザインをおこないます。ラベルのロゴやデザインだけでなく、ペットボトル容器の形やアルミ缶の大きさなどを手掛けることもあります。飲料は見た目の第一印象が売上を左右するため、とても重要な役割を担っています。

メーカーから制作依頼を請けたあと、商品のコンセプト・アピールポイント・ターゲットとなる消費者層などの商品情報からデザインを考えます。

1つの案件を納品するのに約2か月、常に3~5件の案件を同時進行で進めるのが一般的です。

パッケージデザイナーとしてペットボトル飲料のラベルデザインに関わるためには、デザイン制作会社に就職する必要があります。取得必須の資格はありませんが、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトを用いた実務経験があると就職の際に有利です。

平均年収は就職する企業によって変わりますが、中小企業で300~400万円、大企業で700~1,000万円ほどとなっています。

デザイン制作会社での経験を積んだのちにフリーランスとして独立することも可能です。デザイナーとしてのキャリアアップにもおすすめな仕事でしょう。

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